【賃金】ベトナムの給料動向2017年【高騰中】

こんにちは、bantyuです。
本日はタイトルの通り、ベトナムの賃金のことについて書いていこうと思います。
ベトナムでは、毎年年始に賃金の改定があります。
法律で定められた最低賃金以上に、変更していく必要があります。

なぜ、今このタイミングで賃金についての記事を書くのか?というと、実際に私の会社でも2017年の1月より、新賃金体制に変更したのですが、工場ワーカーを集めるのが非常に難しくなって来ているという実態からです。

スポンサーリンク

ベトナム給料事情に変化が!?

1.最低賃金について

まず下記の表を御覧ください。

第1地区はハノイ市、ハイフォン市、ホーチミン市
第2地区はダナン市、バクニン省など、
第3地区はハナム省など、それ以外は第4地区となります。

私の会社のあるのはバクニン省なので、第2地区になります。

2016年と2017年の最低賃金の比較(単位:vnd、%)
2016年 2017年 上昇率 弊社(参考)
第1地区 3,500,000 3,750,000 7.1%
第2地区 3,100,000 3,320,000 7.1% 3,400,000
第3地区 2,700,000 2,900,000 7.4%
第4地区 2,400,000 2,580,000 7.5%

例年に比べて少し落ち着いてきた感はありますが、それでも結構な上昇率です。

それでは過去の推移を見てみましょう。

2.賃金上昇率の推移

下記は2013年から2017年までの賃金の推移を表した表になります。

過去5年間の推移(単位:vnd、%)
2013年 2014年 2015年 2016年 2017年
第1地区
上昇率
2,350,000 2,700,000 3,100,000 3,500,000 3,750,000
14.9% 14.8% 12.9% 7.1%
第2地区
上昇率
2,100,000 2,400,000 2,750,000 3,100,000 3,320,000
14.3% 14.6% 12.7% 7.1%
第3地区
上昇率
1,800,000 2,100,000 2,400,000 2,700,000 2,900,000
16.7% 14.3% 12.5% 7.4%
第4地区
上昇率
1,650,000 1,900,000 2,150,000 2,400,000 2,580,000
15.2% 14.2% 11.6% 7.5%

私がこちらに赴任したのは2014年からですから、その時と比べると100万ドン(約5000円)くらい上がっています。

昨今の賃金の上昇は目まぐるしいものがあります。

3.人が辞めていく

上記で最低賃金について述べましたが、私の会社の地域は第2地区で、2017年現在では3,320,000vndが最低賃金です。

弊社も今年の賃金改定で、新入社員の給料をを3,100,000vndから、3,400,000vndへと変更しました。
最低賃金よりも気持ち高めに設定、これは基本給のみの値です。もろもろを含めると4,300,000vndとなります。残業代は別です。
決して安すぎるという給料設定ではないと思うのですが、2月のテト休み明け後、ワーカーが急に7名もやめてしまうという問題が発生しました。

大企業様から言わせればたった7名と思われるかもしれませんが、私の会社は30名ほどの小さな会社ですので大打撃です。

2年くらい働いていたワーカーも辞めてしまったので、何か問題があると思い、原因を探し始めました。

4.人が集まらない原因

テト明けから、人材をずっと募集してきましたが、一向にあつまりません。

やっとの思いで来たと思ったワーカーも、たった1日で辞めてしまうということが続いていました。

工場環境的なものもあると思いましたが、スタッフの話や周りの工業団地の情報などから、賃金が安いという結論になりました。

どうも、サムスン系の仕事をしている会社が、高給で人を募集しており、そちらに流れてしまっていたようです。現に、2年くらい働いていたワーカーもその会社に移ったという情報を得ました。

噂によると、基本給は弊社とはさほど変わらないが、もろもろ込みで5,100,000vndもの給料になっているとのこと。

それに加えて、残業がコンスタントにあるので、実際の手取りはかなりいいとのことでした。

5.今期2度目の給料改定へ

ワーカーが集まらないこの状況を打破するため、やむを得ず、5月度の給料より改定することに決めました。

基本給は一気に引き上げて4,100,000vndで、もろもろ込みで4,900,000vndとなります。

基本給が高いほうが、残業代も上がるので皆さん喜びます。

これでどうなるのか、様子を見ていきたいと思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする